ジーンズショップSpiral のテンチョー日記

楽しみですねぇ～♪

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新装開店「作り手の呟き」part1をお届け致します。

それでは2015年16年と続けてリリースしている
バンドカラーシャツについて知ったかぶらせて頂きます。

衿を取り外した状態がアイテムの名称、
付け衿があればデタッチャブルカラーシャツ、
勿論「知ってますよ」ですね。

では元々付け衿がセルロイド製だった事はご存知でしたか、

デタッチャブルカラーシャツが主流だった時代は
バンドカラーシャツをオーダーメイドして、
セルロイド製の衿を好みの衿型でネックサイズを合せて選ぶ、
手持ちのカラーを装着する紳士もいらっしゃったかも知れません。

タブン…当時の洗濯事情から衿の黄ばみを意識したのではと、
学生服のカラーも発想はこの辺りからなんだと思います。

ロンドンのセビルローにはセルロイド製衿を豊富に取り揃えた
COLESが130年の歴史を刻み続けております。


1981年にロデオドライブのジェリーマグニンで購入した虎の巻から、
セルロイドの付け衿を販売するセビルロウのコールズ。

シャツ生地で全て作られたデタッチャブルカラーシャツは、
実用性を考えた元祖からイメージを頂戴した遊び心のアイテム、

セルロイドカラーの様にパチンと音をたててスタッズに留まりませんが
クラッシックなイメージは楽しめます。
（とは言えシャツを作って38年、未だデタッチャブルカラーシャツは手付かず…）

そんなこんなのバンドカラーシャツは
私の学生時代に流行りました。

その後は鳴かず飛ばずでしたがコレ良いんですよ、
サックコートにオッドベストでバンドカラーシャツをコーデ、
緩～いクラッシック感がたまりません。